彼が本当に選ばれるべきかは別としてデレク・ジーターがスポーツイラストレーテッド誌のSportsman of the yearに選ばれました。
個人的には今年の、というだけでなく長い間を考慮すれば全く文句はありません。素晴らしい選手でスポーツ界の顔の一人なのは間違いありませんしね。
この前ブログに載せた写真はこのための撮影だったんですねえ。何の撮影か教えてくれなかったわけだ。
ここで少しその時の様子が見れます。
http://sportsillustrated.cnn.com/2009/magazine/specials/sportsman/2009/11/25/derek.jeter/index.html?xid=siextra_newsletter113009
グレートホールにて。この写真の撮影の前には球場の外の地下鉄の駅の前でも表紙用の写真を撮ってたみたいで。。近くにいたはずなんですが、気づかなかった。残念。
で、このSports man of the yearに2度(1996, 2000)選ばれてるタイガー・ウッズの交通事故/謎の出来事はかなり話題になってます。
アスリートや有名人のプライバシーの侵害ってのは簡単な問題ではないですが、こういう事が起こったらほじくられるのは仕方ないですね。特に、今回のような首をひねる様な状況でまともな説明もないとなると余計に。(真相は知りませんが、数日前にタイガーの不倫の話がこっちの低レベルのタブロイドで暴かれたばかりなんで、噂も含めると夫婦喧嘩かな、と取るのが普通ですね。当然家に一杯あるだろうゴルフ・クラブで奥さんに追いかけられたんだったら笑えるんですけどねw)
ジーターとタイガー。
両方ともナイキの顔です。スポンサーが多数つくスーパースター、そしてどちらも人種としても混ざっています。優等生のイメージがあるのも一緒。
2人ともフレンドリーでアクセシブル(accessible)なんでインタビューとかはし易い方なんですが、変な事は決して言わないですね。特にジーターは常に話しますが、ヘッドライン(見出し)になるような事は言いません。これが彼らの様なレベルのスーパースターに取っては正しいアプローチ。松井秀喜も似てると言えます。
でも、2人の間でちょっと違うのはタイガーの方は優等生のイメージが作られてる部分が結構あるはずなこと。
タイガーは子供の頃からネクスト・ビッグ(Next Big Thing)として祭り上げられてましたし、色々とゴルフ界のルールを破ったり、曲げて来た人。派手なガッツポーズに雄叫びにコースを回ってる時の態度や口から出て来る言葉、他の選手だったらボロクソ言われてますね。
もちろんゴルフ界だって彼みたいなのが必要、メディアだって一緒。変な事言ったらインタビュー出来なくなりますしねえ。
スポーツはビジネスですから。特にタイガーなんてアメリカでは一番知名度(ジーターはそう言う意味では全然です)があり、世界でもトップクラスのアスリート。汚い部分がないわけない。
僕はタイガーは好きですよ。単に最高のゴルファーとしてですけどね。
それだけで終わればいいんでしょうが、彼の立場から勝手に人々は彼が最高の人間であるかのような認識があるわけで、今回の様なニュースがあると色々と混乱が生じるわけです。
ただの人間には変わらないんでタイガーがこういう事をしたとしても驚きはしないですけど、大きなニュースになっちゃう様なことをしちゃうミスをしたのはちょっと驚きです。
ジーターはタイガーとはレベルが違いますが、何にもスキャンダル無しで、プライベートも楽しみつつ、人の模範と言うべきしかないイメージを守り続けるのはすごい事だと思います。
もちろんフィールドでの活躍も素晴らしいし、今年は色々と記録も作り、チームは優勝、時代を代表する野球選手なのは間違いないですが、ちょうどこのタイガーの一件のあとだとジーターのSportsman of the yearは正しいのかな,と思いますね。
2009年11月30日月曜日
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