2013年8月5日月曜日

アレックス・ロドリゲス騒動について思う事、乱雑に

なんだかこの数週間、MLBはアレックス・ロドリゲスを生涯追放するだのと無茶な事をメディアに流してたけど、どうやらさすがにそれはしないよう。(今日楽しみだ)
してしまうと収拾つかないからね。選手会も黙ってないし、訴訟も起こるし、そしたら負けるだろうからね。
実際生涯追放して訴訟でも負けないくらいの証拠がホントにあればいいけどさ、ただのブラフみたいなもんだったとしたら笑える。A-Rod陣営が脅しで折れると思ったのかね?
証拠の集め方も汚いものを裁くのに汚いものを使うっていう。。(こっちではフツーだけど)

PED薬物の撲滅はそりゃ必要だし、できるならしてほしいけどさ、このMLBのやり方はおかしい。
90年代にPEDの恩恵を一番受けたのはリーグであってチーム(オーナー)であったわけで、急に「Best interest of the game」(野球全体のため)という条項を使ってアレックス・ロドリゲス(達)に対して合意した薬物協定以上の罰則を与えるってのは偽善もいいとこだね。
コミッショナーのセリグも莫大な報酬がずっとあるのは一部はPEDのおかげだからね。いまさらPEDを無視して来た事を厳しくして忘れさせようってのもね。
さすがに生涯追放は無くても、214試合とか、その数字はどこから出て来るの?
労使協定にも薬物協定にもこういう検査結果以外のケースには詳しく書いてないしね。
変にゴタゴタせずにケリつけてもっと違う努力をする事が野球のためだと思うね。マーケティングをちゃんとすればもっとデカくできるはずなのにね。

あと、選手会はちゃんとA-Rodの調停をサポートするのかね?
これこそ労使の問題の原点で、理由がどうであれしないとまずい。
まあアレックスの弁護士は強力だし、調停になったらMLB負けるかもよ。停止試合数が減るのは間違いないと思う。

A-Rodは確かにいなくなった方がMLBのためなんだろうけど、彼自身が言う様に完全にターゲットにされてるよね。ターゲットにされ易い事をしてきて、ターゲットにされても誰もかばおうとはしない選手だし、よく分かるけどねえ。
 
A-Rodを擁護したくなくてもしたくなる事をMLBはしてる。
アレックスには今日シカゴで試合出て最後までMLBと戦ってくれた方がまだいいかな,と思える無茶苦茶な状況だわ。
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