2010年4月30日金曜日

ヤンキースよりもこの週末はメッツね

ちょっと忙しくて書いてませんでした。ヤンキースタジアムツアーが本格的に始まったのでちょっと時間が無くなって来てます。。

メッツが8連勝(昨日フィラデルフィアで首位対決の初戦は10−1で快勝)でこの11試合は10勝1敗。この前のホームは9勝1敗でメッツ史上3度目の最高の結果でした。チームも東地区の1位まで上昇。
ちょうどチームの調子が上がって来るのと、対戦したチームの調子が最悪だったという最高の組み合わせ。カブス,ブレーブス、ドジャースとヒドい野球をしてNYから去って行きました。色んなプレーもメッツの方に上手い事行き、運もありましたが、そういう運もたまにはメッツの味方になるべきでしょう。

もともと戦力が力を出せばプレーオフ争いはするチームなんで4勝8敗のスタートから5割までは戻せると思ってましたが、ここまでの変貌振りはビックリです。ホームに戻って来る前は瀕死の状態と思われて監督/GMの交代も時間の問題と思われてもおかしくなかった状態からの急転ぶりはミラクルメッツをちょいと思わせてしまいます。これで少なくとも今季は楽しめるチームであるのは証明した感じです。十分勝機はあると思いますけどね。

そのメッツの9勝1敗の原動になったのが前に書いた新人の一塁手アイク・デービス。親父さんが元ヤンキースなんかの抑え投手のロンだけあってか地に足がついてます。
厳しい球もなんだかヒットにしてしまってますが、彼の可能性を見せたのがちょうど見に行ってたブレーブスとの初戦。この試合の5回に特大のHRにて。シェイ・ブリッジと呼ばれる橋が右中間にありますがそこまで飛んできました。あの辺りにそこまで飛ばしたのはワシントンのアダム・ダンとデービスだけです。(この試合は川上と高橋尚成の対決もありましたね。高橋がヒットも打って3回7奪三振で勝ち投手)

それまでカブスに3勝1敗と来てたホームでしたが、あの0−1のスコアからの同点の一発でエキサイトメントをファンにもチームにも与えて本気でいい試合をし始めた気がします。

この2週間プラスの投手の防御率はメジャー1。不安だった先発陣もなぜかみんな力を出してます。メインも前回は希望を見せました。ペレスだけはやはり謎ですが、現在メジャーを防御率でリードするマイク・ペルフリーが安定した2番手になれれて、ニースが今のように投げれて、メインが少しずつでも2007年レベルまで戻れば、ペレスは5番手なんでそこまで心配はいらなくなります。ちょっとそれは期待し過ぎだとは思いますけどねえ。
ペルフリーはどうやらやっと本当に投手として完成しつつある感じに見えます。メジャーで丸々3年くらいが必要になるのが普通と言われますがちょうどそれに合ってます。今日はフィラデルフィアでロイ・ハラデイとの投げ合い、真価が問われますね。

ブルペンはほぼ完璧。高橋尚成もほぼ完璧。彼がペレスの代わりにローテに入るべきだという声もありますが、ブルペンで価値がありすぎるんで、上に書いたようにメインがよくなるんであれば今のままの方がいいと思ってます。五十嵐が戻ってくればさらに強力になります。

打線も全体に復調。レイエス3番が合ってるかは別としてみんなの調子がよければ打順なんてどうってことはないという証明です。

ま、今のままで行くほどの力はないですが、これから面白そうです。ファンもやっと気が入って来てチケットの値段も上がってますね。2006年のようになればシティフィールドは今のヤンキースタジアムよりもずっと盛り上がるはずなんで期待したいところ。

下はアイクのHRの時。カメラが充電されてなかったんでiphoneで取ってるんで画質は悪いですけどね。。



ジェイソン・ヘイワード
試合前から一杯インタビュー受けてました。サインを求めるファンもやはり彼が目当てでしたね。してくれませんでしたが。。。
ちょうどこの時は20打数1安打くらいのスランプの途中で全くダメでした。変に選球眼がいいと打てる球も見ちゃうという状態に陥るみたいで3日前に一日休んだら、一昨日、昨日と連続HR。こういう所にスケールの大きさを出してます。過去に19、20歳でデビューした将来の殿堂入りレベルの選手でも初年度はよくて.280-20HR-80打点が限界。打率も戻って来るはずなんでそのあたりでヘイワードも止まるとは思いますが、並大抵の事でないですね。


これは若きエースのトミー・ハンソンのサインボール。ヘイワードと投打の要になる予定ですね。

下は全然関係ないですが元NYジャイアンツのランニングバックのティキ・バーバー。

NFLドラフトの時ですが、現在妊娠8ヶ月、それも双子を身ごもってる奥さんを置いて不倫してることで有名です。そういうキャラではなかったんですが。。なぜか23歳の元ベビーシッターの白人の女の子と。。。フットボール後はテレビで活躍でしたがそれも終わりそうな感じですね。

もっと読む

2010年4月23日金曜日

今日のヤンクス、メッツのニュース Vol.6

★ヤンキース
西海岸への遠征の最初はオークランド・アスレティックス。2勝1敗と勝ち越し。

ハイライトはフィル・ヒューズのあわやノーヒットノーラン。先週サバシアが8回の途中までやってて打たれた後に球数が多すぎだったので監督がどっちにしろ代えるつもりだったと言ってましたが、今回はまだ球数に余裕があり出来た可能性は十分。最後は投手への内野安打。アウトに出来ましたね。
2人違う投手が2週間の間であわやをやるのもすごいです。

前回ヒューズがノーヒッターをしてた時はテキサスで7回の途中に足を痛めての途中降板(くらっちまんさんが現地で観られてた試合ですね)。それよりはましですけど悔しいノーヒッターの失い方でした。。

昨日もサバちゃんが序盤から持ち直しての完投負け。負けても投手がいいと安心できます。
多くのファンが心配だったバスケスも少しずつ良くなってる様で勝ち星を挙げてます。

昨日はA-Rodがファールの間にランナーとして一塁から三塁に行ったあと、一塁に戻る時にピチャーマウンドの上をヒョコヒョコと走って行きました。どうってことない事に見えますがA'sの先発ダラス・ブレーデンはこれにキレて叫び合いに。。
所謂unwritten rulesというルールにないルールの一つらしいですが聞いた事ないですねえ。A-Rodも聞いた事無いと言ってましたが。。試合後もくだらない言い合いが続いてましたが、無視しとけばいいのにね、A-Rodも。相手の投手のことを、ほとんどどうでもいい投手と言っちゃってるしね。

そのアレックスもトリプルプレー(ヤンキースとしては42年ぶり)をスタートさせて活躍はし始めてますけどね。

タシェーラもそろそろかなという感じ。ニック・ジョンソンはまだ全然ですね。前に書いたように異常なペースで歩いてますが。。。一部のファンは松井が恋しいようですが、それはDHとしてというだけであってNJは2番なんでね。。

松井といえばエンジェルスで4番の活躍をしてますね。エンジェルスのホームでのセンターかレフトよりのところに打った2本はヤンスタではHRになってないですね。どちらも二塁打で終わってるはず。ホームランの質としてはjust enough言われるやつですね。だから悪いわけではまったくないですが、単に数字的に今年は打つはずと思ってます。

今日からエンジェルスと3連戦。こんなにはやく6試合もやらないでほしいんですが。。。

☆メッツ
この前書いたとおりアイク・デービスがデビュー。初ヒットをいきなり打ってその後も左相手にもいい打撃をしてます。この感じなら今後も十分結果がでるはず。守備はまちがいなく前の2人よりもいいですし。

今日からの3日のうちでホセ・レイエスが3番に。そのまま行くのかは知りませんが今のメッツの打線だとチェンジは必要ですが。

メッツも打ちませんがこの3連戦の相手だったカブスも終わってました。メッツもついにシリーズ勝ち越しの3勝1敗。これでシーズン7-9です。あと6戦で5割まで持ってければですね。

今日からはブレーブス戦。今日は川上が先発ですがそれよりもジェイソン・ヘイワードです。
寝違えて首がかなり痛いですが、さすがに今日は彼を見に行ってきます。 もっと読む

2010年4月19日月曜日

メッツ、アイク・デービスがメジャーデビュー!

今日のヤンクス、メッツのニュース Vol.6の予定だったんですがヤンキースは順調すぎて別にないですね。(唯一ここまでダメな投手のハビアー・バスケスが今日先発するのでまあ注目でしょうか。力はある人なんで心配はないと思ってますけどね。)

☆メッツ
ということでメッツ期待のプロスペクト一塁手のIke Davisが今日昇格、デビューします。6番で背番号29だそうです。
デービッド・ライト以来の期待の若手デビューでしょうか。フェルナンド・マルティネスの時よりもそういう雰囲気がありますね。
前にも書きましたが元ヤンキースの投手Ron Davisの息子。将来はメジャーの平均よりも上の一塁手は間違いないと思ってます。うまくいけばスーパースターとまでは行かないでしょうがスターになれる資質はありそう。でも現時点ではどうでしょう?オープン戦と3Aでここまで目を見張る活躍ではありますが。
マイク・ジェイコブスやフェルナンド・タティースよりも上と言われたら多分そうでしょうが。。それは較べる対象が低いんで。
楽しみにはかわりません。見に行こうかちょっと悩んでますが多分やめます。金曜までメッツは行かないかな。

ちなみにロンはヤンキースの投手の中での連続三振奪取記録(8)を持ってます。リリーフとしても1試合最多奪三振のはず。

・延長20回
いやあ一昨日は参りましたね。7時間近く試合をやってました。テレビで見てましたが最後はコメディのよう。18回終わるまで0−0だったのもすごい。18回表にはカージナルスの内野手フェリペ・ロペスが登板。前日グランドスラムを打った打者が打たれたメッツの投手(ラウル・バルデス)に向かって逆に投げるというのも笑えました。
19回にはカージナルスはまた別の野手を投手に使いましたがメッツはストライクが入らない投手相手に犠牲フライ1個だけ。
その裏には温存しておいたメッツのクローザーのフランシスコ・ロドリゲスが登場。見事に1点取られ、また同点。(もっと点がはいってもおかしくなかった)
もう1回彼が投げると思いきや先発のペルフリーを使いました。なぜなら9回くらいから毎回のようにアップしたため、100球くらいブルペンで投げたそう(笑)
温存の意味がない。。。
20回にもまた犠牲フライで1点取って勝ったからいいものの。。。

・打てない
ということです。上記の通り。
レイエスも復帰1週間でまだよくなってこないですね。ベイは三振王。
ここから2週間くらいでよくならないと終わりそうです。キツいスケジュールなんで。ホームですが。。。

投手は力通り投げてます。別にすごくいいわけではないですがみんなこれ以上は望めないかな、と。
高橋も五十嵐もいいですね。。高橋は上の延長20回の試合でノーアウト2、3塁から三振3つで抑えましたし、五十嵐も昨日は勝ち越し2ランは打たれたものの、内容はいいですね。五十嵐はセットアッパーとして定着するチャンスなんでモノにして欲しい所。 もっと読む

2010年4月18日日曜日

この3試合のヤンクス、コルビー・ルイス、チャンピオンズ・スイート

一昨日はかなり寒かったので始めはスタンドにいましたがその後は隠れちゃいました。なんかずっと暖かいので忘れてましたが4、5月のナイターはまだ野球って感じでないです。。見に来る人は一枚多めの方がいいでしょう。座ってじっとしてるのは寒さが違います。風もあるし。


6回降雨コールドでサバちゃんが完投勝ち! 9回までやっても打たれなかったくらいよかったですね。打線は相変わらずいい感じです。一人全く打ってないのがマーク・タシェーラですが、彼はスロースターターで波が激しいんでそのうち無茶苦茶打ち始めるでしょう。

レンジャースは打線はヤンキースに次ぐ強さと言ってもいいです。
エンジェルスから松井の代わりにDHとして出たブラディミール・ゲレーロ、昨年ついに才能開花のスラッガーで足も守備もいいネルソン・クルーズ、そして旧ヤンスタでのホームランダービーで度肝を抜いたジョシュ・ハミルトン、ほかにも色々いるレンジャースの打線は脅威ですがここまでは沈黙。昨日クルーズがこれでリーグトップの7本目となるヤンスタらしいHRを打ちましたがそれだけ。

で、昨日はバーネットが好投。今年はいままでほど不安定さは無くなる様な気がしてます。一言で言うとヤンクスは強いですね。。松井も言ってましたが。。


ビデオはニック・ジョンソン、お得意の四球を選び押し出しで打点。ヒットは出ないが5割近く出塁してるのもすごいです。四球を選ぶ能力はメジャー1かもしれませんね。プホルスとかは勝負を避けてる部分が多い訳でそこまで怖くないニックがこれだけ選ぶのは異常です。



打席へ向かうジーター。ヤンスタ5試合で3HR。

ジョシュ・ハミルトンね。もちろん僕がずっと応援してる選手です。
ずっと昔に書いたのはこれ

驚異のHRダービーの時はこれ


今季初HRを打ったA-Rodとコカイン使用で話題だったテキサスのロン・ワシントン監督。現役時代から使ってて昨年も監督の時に使ったわけです。


昨日は今年から新設されたチャンピオンズ・スイート(Champions Suite)をちょっとだけチェックして来ました。
昨年までは最高の席のレジェンズ・スイートの一部だったんですが左右翼の外れの3つずつ、計6セクション(約450席)をレジェンズから離して名前を変えました。
こんな感じに見える席ですね。そりゃグランドには近いけど角度があります。

レジェンズのレストランに入れなくなり、その他の高級なものの食べ放題もなしですが、所謂ボールパークフードはこの席もまだ食べ放題です。ホットドッグとかバーガーとかピザとかね。飲み物も種類はないですが飲み放題。
それができるKetel One Vodkaラウンジの内装等は全く変わってません。
ここでプレミアムシートは昨年紹介


入場できるのはフィールドレベルの113/114Aと127A/127Bあたりからのみ。これまで通りスイート・エントランスからも入れますが一般の通路を通ってフィールド席を通って席に行くことになります。


チケットはこんな感じでシルバーですね。今年は年間チケットは全てになんらかのEmboss(浮き彫り)が入ってます。このチケットでは27度目の優勝のロゴの部分。
通常はNYロゴがそうなっててレジェンズ・スイートは優勝トロフィーの絵柄が金色で浮き彫りになっててカッコいいです。

これの定価は350−500ドル。チケットには150ドルと書いてありますがこれはスイート料(というかPSLみたいなもの)が含まれてない値段であって、実際は350ドルを払ってます。こんだけ払ってんだからレストランにも入れろよ,ヤンキースはケチ!と言いたくなります。

入り口はこんな感じ。
ここでチケットを見せてスキャンをしてもらい、スタンプをチケットに押してもらい、リストバンドをもらいます。この辺は他のスイートと一緒ですね。



昨年までの2年間、広島カープにいた現テキサスのローテで一番いいかもしれないコルビー・ルイス (Colby Lewis)のサイン(48の方ね)。神様、仏様、ルイス様と言われてたみたいですが、この前メッツ戦を見に来てた広島ファンの方がこっちではどう評価されてるのか?と聞かれました。
一言で言うと評価されてるからこの契約(2年で計5億円+1年3.25億のオプション)があったわけです。
日本で化けたかな?というタイプです。元々2番手以上になれるかもと期待はされてた人。ヤンスタで投げて欲しかったですけどね。

これは昨日/今日のプロモーションのカレンダー(出来はいまいち)に友人がもらったもの。もう一人はマット・ハリソンという投手で、アトランタ・ブレーブスがテキサスからマーク・タシェーラをトレードで獲得した時に代償として出した一人。二塁でホアキン・アリアスが出てましたが、これはヤンキースがA-Rodを獲得した時にアルフォンソ・ソリアーノ(この人も元広島ね)と一緒にトレードした選手。おもろいですね。

で、今日もヤンキースは完勝5−2。テキサスをスイープしてホームを5勝1敗で終えました。9試合のロードですが勝ち越し以上で帰って来るはず、と言えるほどチームの状態はいいですね。
アンディ・ペティットが8回を投げてリベラで閉めました。タシェーラも打ったしほとんど文句ないですかね。ジーターは風邪で昨日の途中から退いて今日も休養でした。


今日はまたウチのジュナを連れてきました。途中から半分だけね。
なんだか喜ぶところを分かってるかのように拍手をしてました。
下のビデオはポサダのソロHRの後かな。最後に試合見てるから邪魔するな、って感じでシッシッとされてしまいました(笑)
ここでは映ってないですが、「Hip! Hip! Jorge!」のかけ声に合わせてフリフリして可愛かったです。


前にも書いたようにフィールド・ダッグアウトは今年も後ろの方は売れてないので子供には最高です。
試合の終わり頃は行ったり来たりで遊んでました。

ガードナー。左相手では外される事も多いですが仕事はここまでしてます。足はやはり速いです。

A-Rodと激写(笑)あんなのと一緒に撮らないでという顔をしてます。

これは友人が試合前に必死に呼んでサインをしてもらったボール。

誰のかと言うと。。あのジョシュ・ハミルトン!
調子悪いです。これは8回にペティット(後方46番)に三振に撮られた後。
ボールはなんともらってしまいました。素晴らしい友人です。
好きな選手の一人なんで。
友人も好きな選手でもう一個もらったから大丈夫だそうで。 もっと読む

2010年4月16日金曜日

松井秀喜とヤンキースのホーム開幕3戦

ヤンキースのホーム開幕戦での松井への歓声はヤンスタで他チームの選手へのものの中ではいままでで一番大きかったんではないか?といわれてます。
リング・セレモニーの時も、さらに大きかった初打席のときも。

デーブ・ウィンフィールドが戻って来た時も大きかったと知り合いは言ってましたが、実際今回が一番かもしれませんね。

長く愛された選手がワールドシリーズMVPとなった以来の試合である開幕戦で敵チームの一員として優勝リング贈呈式に参加するということは前にも先にもないでしょう。
スケジュール上の偶然ですが、これだけでも特別な選手の証ですよね。

新球場になってから歓声が小さくなったのは事実です。理由は色々あり、ここでも何度も書いてることですが、これがもし旧球場のままだったならばどれくらいすごいことになったかとつい想像してしまいます。
ご存知のように旧球場は隣で廃墟化しています。。。

ジーン・モーナハンと言って40年近くヤンキースのトレーナーをしてる人がいます。彼はガンの治療のために休養中で、この開幕戦の式典のみ帰って来てます。報道もされててみんな知ってるはずですが、一番始めに呼ばれた時の歓声は勝手な予想よりも全然小さかったですね。
もちろん一階の内野にいたんで真のヤンキース/野球ファンが少なかったのでより小さく聞こえたのかも知れませんがこの時点で少し萎えましたね。
メッツの開幕戦の時の選手紹介の際へのメッツのメディカルスタッフ達への大きなブーイングとそのすぐ次に呼ばれたクラブハウス・マネージャーへの反動を込めた大拍手をしたファンの方がやはり真のファンだと思ってしまいます。
新球場と不況が殺したのか、ヤンキースがあまりに長く強い(15年も)ためにカジュアルなファンが増え過ぎてるのか、かなり残念ではあります。

2日目も3日目も初打席は大きな拍手、その後の打席も歓声が聞こえました。
開幕ですでに盛大に迎えられましたが、多くのファンにとっては昨日も一昨日も昨年以来初めて見る松井なので当然ではあります。
もちろん微妙なブーイングも聞こえましたけどね。

昨日のHRの後、僕が真のファンと呼んでふさわしいという友人と話しましたが、彼は松井には頑張って欲しいけどHRの後には声援は飛ばせない,と言ってました。すぐ後ろにいた長年のファンと思われるオバさん2人も同意してました。他の場所でもこういう議論は起こったはず。
松井がいなくなって寂しいけれど敵となった以上はヤンキース相手に打たれたら困る。それも期待をするフィル・ヒューズの今季初先発を壊すことになるかもしれない様な活躍は尚更というのが彼の理論。

あの先制のHRは多くのファンにせずにはいられない応援をさせた、スーパースターである証明の一発だと思います。9年振りの優勝のワールドシリーズMVPが移籍し、開幕直後にヤンキースタジアムで打ってみせるというには並大抵のことではないです。
試合開始すぐに先制としてぽーんと自分のすぐ目の前で打たれたら、コイツはすげーと思うのは普通。上記の彼も、僕のこんな感じの話には、その通りだと思うし、立ち上がって声援を送ったファンの気持ちは分かるとは言ってました。
本人はそこまで気にしてないのかもですけど、そういうことを普通にやれるのがスターですからね。

簡単に何点か。

・ヒューズの初先発
上々でしょう。実戦からはなれてコントロールされた試合で2度登板してからの初先発。今後カーブとチェンジがどちらもいいとなると期待されたCeiling(才能の上限)に届くかも知れません。

・パク
パク・チャンホと契約が決まった翌日から、ホントに翌日から、韓国人(アメリカに住んでる/韓国系アメリカ人)のファンが球場に現れ始めました。スタジアムツアーに参加してる数も目に見えて増えました。シーズンが始まるとかなりの数のファンが試合に来てます。
団体で来てるのもいますし、シーズンのパッケージ(20試合とか)を買った人もいるそうです。
ですが。。開幕戦でホームデビューはしたものの一昨日の試合中のブルペンでのウォームアップ中に怪我で引っ込んでしまいました。ホントは8回を投げるはずだったんでしょうけど。。
後ろで立ち見をしてた韓国人は文句を言ってたようです。韓国語が少し分かる友人に言わせると所謂Fワードを言ってたようですけど(笑)
リリーフなんで上記の20試合勝った人も1試合も見れないことはあると思うんですよね(笑)
ホントにどうしても見たければ4試合ほど連続で来るか、しばらく出てないなら最低調整で出て来るからそれを狙う。基本は同点か僅差で負けてる試合以上の場合にしか出て来ないんで相手を見て勝手に試合展開を予想。
むずかしいですね。

・ジュナ
エンジェルスとの第2戦は途中から子守りをしなければ行けなかったのでウチのジュナがヤンキース戦デビューをしてしまいました(笑)



僕は球場の音楽は嫌いじゃないですけど、ホントの昔からのファンにとっては変な音楽は一切いらないと思ってる人もいます。
僕もなくても楽しめると思ってましたが、ジュナと行って初めて、ああ、音楽はこういうためにあるんだ、と妙に納得しましたね。
次々と変わる音楽にノリノリで体動かしてましたから。
ベイビー/子供に限らず、野球にあんまり興味ない人も来てますからエンターテイメントであるのは間違いないですわ。

僕の場合は一階の内野のフィールド・ダッグアウトの席までは空いてる限りは入れるんですが、1列全部空いてたりするんで最適です。ヤンキースタジアムなら ほとんどの試合でここが一番空いてるし、勾配もないです。ボールが飛んで来る可能性が高いのが難ですが。。。ヤンスタは子供が休める場所がほとんどないで す。メインのホームベースの裏当たりに誰でも座れる椅子とテーブルがありますがかなり殺風景なんで。
(メッツならばシーザース・クラブには最低は入れるようにしときたいですね。)


松井を眺めるジュナ


こっから第3戦ね。松井のHRのときはまだ通路を歩いてたんでこんなiphoneの写真になっちゃいました。。


松井の走塁、ホントは足が上手いことホームをタッチしてたんでセーフだったですが足遅いです。タイミングはアウトなんでそう言われても仕方ないところでし た。その後うなだれた感じで帰って来るところ。


ジーターとは二塁に行く度にしきりに何か言ってましたね。A-Rodとジーターとこういうやりとりを自分が二塁でしてるのが変な感じがしてるという表情。

ホームでは今年もHRを打つだろうジー

カノーのHRの時
カノーは新5番としてというだけでなく、ここまでチーム1の打者ですね
打つだけならある意味松井よりも能力は上ですね。ストライクでなくても強く捕らえちゃいますからね。
グランダーソンも三塁打を昨日は二本。ここまでは昨年課題だった対左投手、三振の多さ、三塁打の減少をすべて払拭してます。この人が7番とか8番とかヤバ いです。

松井がいなくて見た目は大きなロスには見えない時の方が多いかもしれませんが、ファンから見た松井の姿勢や態度、取り組み、関係者の知る影の努力、チーム メートへの影響は忘れられないものですね。
前にも書いたようにチームが勝てば文句はないですよね。松井自身も言ってましたがヤンキースは今年も強いですね。去年よりもいいチームになる可能性はあり ます。









ビデオは最後のヒットのときね。



開幕戦からもう少し。


初打席はなんか珍しく自分を落ち着かせようとしてるように見えました。感傷的になってもおかしくないです。三振のあとにポサダが松井の肩をポンと叩いてた のが印象的でした。
2日は途中から子守りをしなければ行けなかったのでウチのジュナがヤンキース戦デビューをしてしまいました(笑)



感動しましたね。忘れられない場面です。 もっと読む

2010年4月13日火曜日

松井秀喜と優勝リング式典にヤンキース開幕戦


時間もあまりないので松井関係のところは今はほぼ無言で。感動しましたね。
今日後でまた少し書くかもです。


ジーターがリングをもらった後、球場の一部からはマツイ、マツイと声が聞こえて来る中、松井の登場でした。

帽子を取って声援に応えてるときに選手がわっと集まって集団ハグ。
ジーターは最後までなにやら言ってました。

偽物のリングをもって戻って来るところ。髪の毛長いですがきっとこのNYにいる間に行きつけのところで切って来るんでしょう。トロントに行く前には短くなってると信じてます(笑)


選手紹介の時。この後ヤンキースの方が紹介されてジラルディ監督、ジーターと呼ばれて出て来た時になにやら松井と話しててエンジェルスのソーシア監督の方に何か渡してるなと思ってみてたら、これがほんとの優勝リングだったわけです。
ジーターが松井とスイッシャーに向けてのプラクティカル・ジョークだったようで(笑)

ビデオを何個か。一部ちょっとぶれてますが。。感動のあまりってことで(笑)

松井登場の時


松井の初打席の前。ビデオの最後に隣にいた人が「Now Strike Out!」って言ってるのがオモロいです。


ペティットに三振にとられたとこ。


松井で始まり松井で終わった試合でした。多少ブーイングされたのは試合がかかってるからでいい選手の証明です。


初打席前。仕草は一緒でしたが、やはり変な感じです。

初打席ね。ちなみに読売新聞の看板はなくなってます。コマツは契約がもう1年残ってるんであります。
あとキッコーマンの看板が三塁の上あたりに出来てますね。

期待のリベラ対松井が起こる前。いや、まさか回って来るとは思いませんでしたけど。

松井の通訳のロへリオ(ロジャー)・カーロンさんが僕の友人にくれたボール。

ヨギ・ベラとホワイティ・フォード。2人で計16個のリングを持ってます。ベラが10で最多ね。2人とも高齢ですがホワイティは少し前よりも体調は良さげですね。ヨギは大分衰えが。。。
バーニー・ウィリアムスによる始球式
お決まりの絵ですね。国旗はメッツの方が全然大きいです。最近は馬鹿でかいのに慣れてしまってこの大きさで小さいと思ってしまう。。。

ジーターの今季1号。このスタジアムでは今年もHRを打つでしょう。

球場の外の外壁。松井(とデーモン)があったところにはグランダーソンとスイッシャーにかわってます。

博物館も少しチェンジしてます。Ball Wallにボールが129個増えてます。ほら責任者の人があれなんで、彼は150個くらい増えたとか言ってましたが。129個だと思ってます。全部で838個になったはず。
また僕とスタジアムのツアーガイドらで全部チェックするのかと思うとうんざりしました。。。上のは元ブロードキャスターのメル・アレンのものですが、いままでなかったそれなりに有名な人らがほぼ全部入ってます。ボールの配置も一部変わりました。
これについてはスタジアムツアーのところで。


一階の通路の上には球場を一周するように優勝した年の写真があるんですが2009年もアップされてました。パイと優勝の瞬間とジーターの記録の時ですね。Wシリーズ関係では松井の写真を入れるかな?とも思ってましたが。。。

新加入と言うか復帰のニック・ジョンソンですがいきなりHR。
それよりもこの写真ではスコアボードのレイアウトが変わったとこを見せてます。
前からファンの多くが文句を言ってたので常に他球場の経過が一目できるようになりました。
ラインナップはメインスクリーンの横の部分へ。こっちのが全然いいですね。



国歌斉唱の途中から。最後はまた戦闘機が飛びます。

ドワイト・グッデン。ちょいと前にメッツのところで書いたようにドラッグでまた捕まってましたが、球場の外でサイン会。それも試合やってる時間に。わざわざ試合をちょっと抜けて見に行っちゃいました(笑)
かつてのスーパースターがサイン一枚10−25ドルか。。。
良くも悪くも昔から変わってない感じです。声かけられるたびに顔を上げて手を上げて応えてました。 もっと読む