2010年3月19日金曜日

ということで簡単にここまでのキャンプ/オープン戦でのヤンキース

前の記事からの流れで。。
一応ここまでのヤンキースの課題というかオープン戦での注目するとこを簡単に。

★5番手
これが一番の話題でしょうね。
筆頭はフィル・ヒューズとジャーバ・チェンバレン。
これからが誰が5番手になるか成績も大事になって来るとジラルディ監督は言ってます。
他の候補の中で好投してるのはアルフレド・アセベスが一番、そしてセルジオ・ミートレも。
成績はここで。
http://newyork.yankees.mlb.com/stats/sortable_player_stats.jsp?c_id=nyy&baseballScope=BLA&subScope=pos&teamPosCode=all&statType=2&timeSubFrame=23&sitSplit=&venueID=&Submit=Submit&timeFrame=1

上の成績はメジャーレベルでのオープン戦だけのものでBゲームと言われるマイナーリーガー相手の試合は含まれてません。

現時点ではヒューズが一歩有利ですかね。アセベスが一番結果を出しててこのまま一番いいままだったとしても、他の全員がダメでない限り5番手になることはないでしょうか。
ジャーバはブルペンの方がやはりいいだろうという考えがヤンキース内で定着してきたって話もあるんで、ヒューズが5番手にふさわしい結果を出す事が球団として一番最適な感じです。
ミートレ、あとはゴーダンなんてところはトレードも十分あり得ます。

投手の他は怪我がない限りは何があっても決まってます。CC、A.J.、ペティット、2004年の1年間以来の復帰のバスケスが1−4番手。バスケスは前回は半年よくて半年ダメでしたが、まあそういう気がある人だし、エースとか考えなければ十分な活躍はするはずです。

★グランダーソン
これは12月の半ばのカーティス・グランダーソンのトレードでの入団発表の時。
この時はチームは彼がセンターをやり、おそらく2番と言ってましたが、彼がレフトで7番というのが現時点では開幕戦になりそう。
今んとこオープン戦では打ってません。毎年打ってるはずですが、怪我明けや最悪のシーズン明けでないベテランにオープン戦の成績は関係ないでしょう。
去年は毎年のようにいい成績だったオープン戦のあと、彼のスタンダードから見るとかなりダメなシーズンだったんでわかんないもんです。
左投手相手に打てなくなったというのが大きな不安なんですがこの辺の評価はシーズンが始まらないと下せないですね。NYのプレッシャーというのもまだ未知ですしね。

★ガードナー
でそれと関係してセンターでの先発をまた試されてるのがブレット・ガードナー。3年目の26歳。守備と足は証明してますがメジャーでコンスタントに出塁して打てるか?
ダメならグランダーソンがセンターで問題はないんですが、ガードナーが使えるとなると外野の守備力はかなりのものになります。グランダーソンはレフトで問題ないようで。
ガードナーは調子が上がって来てますし、おそらく9番センターで開幕戦を迎えるはず。あとはその後の結果次第。昨年のように調子を落とさなければいいんですがね。
レフトは新加入のベテラン、ランディ・ウィンが次の候補です。

★ニック・ジョンソン
ニック・ジョンソンは生え抜きで元トッププロスペクトで期待された人。今年戻って来たハビアー・バスケスを2004年に獲得した時にトレードされましたね。前から怪我も多く、それだけがエリートになれない理由だと思います。逆にいえば絶対に怪我をすると言っていいかもしれません。選球眼は抜群で2番で相当やるはずです。言われてる様に今のヤンキースタジアムならば左打ちなんでキャリアハイの23本塁打を超えるのも容易かもしれません。打つ時の軸足のメカニズムを変えてパワーがもっと出るという話もありますが。。
まあ、どの怪我をして、それがどの程度か?がすべてですが出れる状態が長ければ活躍するだろうというのはこのオープン戦でも見えてますね。
個人的には昔から好きな選手なんでがんばってほしいです。

★5番打者、打線
松井については近いうちに改めて書きますが彼の穴が埋まるか?というのが大きな課題です。2塁手のロビンソン・カノーがまずは試されます。昨年は得点圏ではあり得ないほど打ちませんでしたが(198打席で打率は.208ってw)、最後のワンステップをするべき時に来てますね。
これもシーズンが始まらないと評価できません。
ダメならグランダーソン、もしくはポサダが5番なんでしょう。

他の打線は特に気にするところは今はないですね。
まあ、だれがバックアップの内野、外野(右打者でね)になるのか?ってのはありますが。。。
松井、デーモンがいなくなっても少なくとも数字的には打つはずです。

★ブルペン、チャンホ・パク
ヒューズかジャーバのどちらか5番手争いで負けた方が主に8回を投げる事になるんでしょう。2人ともすでにその役割では一流なのは分かってるしね。

パクとの契約はずっと前から言われてましたが実際起こるとは思いませんでしたね。先発復帰願望が強いようでしたが現在彼ではもう厳しいでしょうかね。でもリリーフならば前のWBCでもそうでしたし、まだ一流になれる可能性は十分。待った分年俸もフィリーズから提示があったものよりも低くなってしまってますが。。
パクは今でも韓国人に人気。すでにヤンスタを訪れるファンは増えてます。彼は短い回から多少長いところまで投げるようですがアセベスと役割が被りそうな感じです。どういう使い方をするんですかね。

他は2人目の左腕(プレーオフのみ好投したダマソ・マーテがメイン左腕)を入れるかどうか?

★ケビン・タワーズ
つい一昨日,やっと正式に発表されましたが、元パドレスの長年のGMで選手の評価に定評のあるタワーズがヤンキースに来ます。キャッシュマンとは友人でもあり、過去には96年オフには伊良部秀輝の(交渉権の)トレードをヤンキースとした人でもあります。毎年の様にどこからかブルペンを拾って来るイメージが最近は強いですが、彼の加入はヤンキースにとってはプラスでしょうね。

★プロスペクト
オープン戦の中継はこれが楽しみですがヤンキースの場合はほとんど見る機会がないですね。もちろんヒースス・モンテロに何人か捕手や投手はいますが出場機会がないですかね。

まあ、今後は出来る限り情報提供しようかなとは思ってます。

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