2010年6月6日日曜日

ミゲル・コトーと新ヤンスタでの初ボクシング

新しくなったヤンキースタジアムでは初めてのボクシング、そして初めての野球以外のスポーツを行うとあって見に行って来ました。

ミゲル・コトーは前にも何度か書いたと思いますが友人の従兄弟(正確には父親同士が従兄弟)なんでずっと前から気にしてるボクサー。プエルトリカンということでNY(プエルトリコの首都以外では一番プエルトリカンが多い)には多くのファンがいるのでマディソン・スクエア・ガーデンではよくやりましたがヤンスタってのはやはり貴重な舞台で初めて生で見るには絶好でしたね。ボクシング自体好きですが生は初めてでした。

内容はコトーがユーリ・フォアマンを圧倒。でもここ数戦の力を失ったと言われる不安を消すような内容ではなかったですね。
コトーが復活をアピールするために設けられたマッチなのは明らかで、相手はWBCのスーパーウェルター級のチャンプでテクニシャンではあったんでしょうが。。将来はユダヤ教のラバイ(ラビ、宗教的指導者)になるというフォアマン、エリートを倒した事はなかったんですが興味深い対戦ではありました。ただ、途中から元々痛めてる膝と足首の怪我で動けず、転びまくりました。
8ラウンドでタオルが投げ込まれましたが、なんとジャッジがそれを認めず(たしかに彼が言う通りに一方的に打たれてるわけではなくいい打ち合いの最中だったのは事実)、フォアマンもまだやれると言い、セコンドも投げた事を否定してマッチが再開されるという謎なエピソードもあり、でも次の9ラウンドでTKO。(友人に8か9ラウンドでコトーの勝ちと言ったのは当たりましたw)

ま、内容よりもなによりもやはりヤンスタで久しぶりのマッチがあったことが話題でしょうね。
過去は多くの試合が行われ、ジョー・ルイス、ジャック・デンプシー、ロッキー・マルシアーノら多くが舞台にたったヤンスタ。1940年代以降行われてなかったために球場の大改装
が74、5年に行われたときはグランドの下からボクシング用の放送ブースが出て来て驚いた、なんて話しもあります。
1976年にモハメド・アリがやりましたがその後の内野のボロボロの状態にジョージ・スタインブレナーが怒ってそれ以来一度もなかったものが新球場で復活。このアリの試合の時は警察がストライクを行って、暴動も起きたらしいですしね。まあNYもブロンクスもメチャクチャだった時代です。

昨日は多くがプエルトリカンで赤白青をまとうファンばかり。ちらほらとイスラエルの旗を持ってる人もいましたけどね。

コトーも自分がヤンキースの選手のように感じると言ってましたがコトーコールだけでなく、デレク・ジーターコールも聞こえました(笑)

入場の時のコトー。




試合前のイントロでお決まりのMichael Buffer(白い人ね)による「let's get ready to rumble」が聞けたのも最高でした。



コトー陣営は全員ピンストライプでしたね。





勝利が決まり、抑えられた雄叫びをあげるコトー。この人は常にクールですね。見た目はかなり怖いですが。


こんな感じの席でした。

ほんとはここのブリーチャーの前の方だったんですが。。。
ヤンキースのミスですでに売られてる席を職員用にダブル発行してしまったらしくみんなでフロア席に。100ドルの席が3-400ドルの席に変わってラッキー!



プエルトリカン・フラッグがいっぱい。

ブルペン。
夜のグランドをこうして歩くのは変な感じではありましたね。


博物館もモニュメント・パークもオープンしてましたね。
色んな角度から。


こんな席で見れたら最高なんでしょうが。。

セレブもいっぱい来てましたね。マライア・キャリーとか現在世界一のボクサーのマニー・パッキャオもいましたし、ヤンキースのニック・ジョンソン(怪我してるんで。。)とか。。
下はタイソン・ベックフォード。スーパーモデル/アクターですね。
過去の人と言えばそうなのかもですが一緒に映ってる女の子はかなり興奮してました。ジーターよりもA-Rodよりもいいそうで。。。

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