ワールドカップが始まるとやはりどの試合もついつい見てしまいます。仕事の合間に無理矢理日本戦も見ました。スタジアムツアーを無理矢理1時間遅らせて(笑)
カメルーンはワールドカップで90年のロジェ・ミラのときから全く勝ってないし、ゴタゴタはいつもあるし、調子があがってないし、統率もあんまりないので、チャンスはあると思ってましたが実際1−0になると、ドキドキが止まらなかったですね。スポーツの試合でドキドキしたのは久しぶりです。2006年のメッツのNLCS以来ですかねえ。
もともと子供の頃からサッカーは野球と同じかそれ以上に好きでずっと見てますが日本が外国でのワールドカップで勝利をする日が来るとは、感慨深いですね。
本番では内容ではないです。勝てばいいんですよ。内容だってミスは多かったですがチームとしてはやるべきことはとりあえずやったんで文句はまったくないですね。ワールドカップでの試合での内容がどうとか言ってるレベルにはほど遠いですしね。ブラジルとかスペインとかなら内容もでしょうけど。
多くの日本のスポーツファン(サッカーファンばかりというわけではないです)と話す機会がありますが見る気があまりしない、期待してない、という答えが多くて、なんでそうなるかなあ、と残念に思ってた所でのこの勝利は最高です。
Jリーグが出来る前、ドーハの悲劇とかが起こる前から見てればどれだけ長い道のりでここまで来た事か。アジア予選で試合を残してワールドカップ出場を決めるようになった日本代表は確実に少しずつ強くはなってます。
ワールドカップに出るのが当然のようになって、一時のサッカーフィーバーが終わって、海外サッカーが身近になると、国内や日本代表に興味が薄れる人も多くなるのも分かるし、上を見たくなるのもわかるし、日本のレベルが低く見えて来るのもわかりますが常に応援したのがサッカーの代表チームですよね。
スポーツは何が起こるかわからないし、UPSETを十分起こせるくらいの実力差でもあったし、期待して見たかいがありました。少なくとも3戦目のデンマークまで楽しみができたのは幸せです。
ニューヨークでワールドカップを迎えるとパッと見はほとんど盛り上がってるようには見えません。もちろん各国のユニフォームを着た人がわらわらと出て来るのでそれを見るのも楽しみではあるんですがとにかく色々な人がいるんだな,と毎回、実感させられます。
今日もヤンスタの近くのバーでポルトガル対コートディボワール(英語ではIvory Coast アイボリー・コースト)の試合を覗き見してたんですが昼間でほとんど誰もいないバーカウンターで一人叫んでる人が。あれっと思うと知り合いで近くのデリで調理をしてる人でないですか、普段はニコニコな黒人のおじちゃん(特に前に彼の子供と2人分ヤンキース戦のチケットをあげたので余計に)ですが今日は話しかけるとすごい形相でドログバがどうのって言って来ます。僕は前半は見てませんでしたが守っても、カウンターで点が入らず、ドログバが出て来ても活躍せずで鬱憤がたまってたようです。アフリカ人でフランス語を話しそうなのは英語のアクセントでわかってましたがまさかコートディボワール出身だったとはね。確かに死の組に入っててポルトガルに勝てそうで勝てなかったのはキツいところですが。。。こういう新たな発見があるのもワールドカップ期間中だからです。
他にもカメルーン出身者も発見。普段の様子だとスポーツとかあんまり興味ないのかと思いきや興奮してパオロ・ロッシ(イタリアの昔のストライカーね)とかを話すトリニダード・トバゴ系の近所の若い女の子とか、いつもはよくわからない格言みたいなのをほざいてるガーナ出身のヤンスタの警備員も自国ブラック・スターズのみならず、気にしてて僕の嬉しそうな顔からすぐに理由を当てて来ましたしね。
アメリカ人も若い世代は間違いなく気にしてる人が増えてますね。94年の自国開催時とは比べ物にならない視聴率(それでもまだアメリカでいままで一番の視聴率のサッカーの試合は99年の女子のWカップ決勝の米国vs中国ですが。。)だし、代表ユニフォームも目につくし、肌で違いを感じます。
ブブゼラだかヒズボラだか(バカにしてるわけではないですが)知りませんがあれは勘弁してほしいですがあと3週間はあんまりメジャーとか他の事書かなかったりして(笑)
日本では知りませんがアメリカのESPNでは笛の音の部分を下げて放送してるので大分気にならなくはなってきましたね。
2010年6月16日水曜日
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