ヤンキースタジアムもシェイスタジアムもニューヨーク市の建物で市の土地の中にあります。(よく緑のカエデの葉の旗は何と聞かれますがあれはNY公園局のもんです。)
新球場も形上は市のものにはなるんですが、現球場はどっちも今年が最後。終わったあとはどうするも市の勝手ということになるのですが、NYポスト紙によると両チームとも市と交渉中で球団側が市から完全に球場を買いとる様な報道です。
何でか?といえば球場の付属品、球場自体全てがファンに取って価値があるから。
売れるわけです。
スタジアムの席だろうが壁だろうが、土だろうがなんでも値段がつきます。市が売るよりはチームが売った方がそれっぽいし、値段もあがる。当然の流れでしょうね。
ヤンキースはこの交渉自体は否定してて、そういうヤンキースタジアムからのメモラビリア(選手のサインとか含めての記念のもの)をどういう風にファンにとっても市にとっても一番いい方法で扱うかについて話をしてて、球場を全部丸ごと買おうとしてる訳ではないよう。
ポスト紙も書いてたように球団が売って利益を何らかの形で分配するという方向になるでしょうねえ。
メモラビリアは値段が付けにくいもので売ってみない事には分からない部分も多いですしね。
でまあ、ヤンスタの席を売ったら1席1000ドルはいくと言われてますがもっと行ってもおかしくない。まだまだ新しい球場でも2席で1000ドルくらいになってたりするからね。
すごい値段ではあるんですが、冷静に考えると球場で試合を見に行くときに、座り心地は別としても、10万円の椅子に座ってると思えばチケット代が多少高くても報われる?(笑)
シェイスタジアムも相当な値段でいろんな部品が売れるでしょうねえ。今年はどっちの球場にもレンチか何か持ち込んでかっさらってこようかと考えています。ホントに(笑)
あながち冗談ではなくて現サンフラシスコ・ジャイアンツがNYジャイアンツだった時、1957年シーズン後に西海岸へ移転しましたが最後の日はファンがいろんなものをポロ・グラウンズからパクって行ったそう。
ちなみに同年にブルックリン・ドジャースがエベッツフィールドを立ち去ってLAに消えて行きましたがその時はいろんなものを無料であげたそう。
今そのエベッツ・フィールドの席は1席5000ドル超え。。。
ヤンキースタジアムで60年代から働いてる人によると、旧ヤンキースタジアムを74、75年に大改装をした時、当時年間席を持ってたファンに自分の席をあげたらしい。その人は当時何人かの職員と一緒にその手続きを担当したそう。
正確な数字は忘れちゃいましたが四千席だか用意されてたのに、現れたのはその半分くらい。
で、残りをどうしようか?って時に一個20ドルだかなんかで相当数を売り払って結構もうけたらしいですが。。。もし今もそれを全部持ってたらきっと5、6億円くらいの価値でしょう。。。当時の20ドルだって彼らに取っては大金だったんでしょうけど。(多分価値は今の5倍くらい)
だからといって今のヤンスタやシェイの椅子の価値が将来上がって、一儲けできるもんではないんですけどね。
席数も多いし、昔と違って完全にメモラビリアはビジネスと確立してるから、みんな大事にするし、希少価値ってのが付くのには相当時間がかかるでしょう。
買う人はもう絶対に自分が欲しいから買うべきです。
http://blogs.yahoo.co.jp/sportsworld_ny
こっちからただいま移行中
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