まあ、個人的にはこれだけでもこの激白インタビューの多くを信じられなくします。
ESPNのピーター・ギャモンス(一部肝心な質問がかけてるのと、A-Rodの返答に全くプッシュしなかったのはやはり事前に決められてたかな??)とのやりとりで01年から03年まで禁止薬物を使用した事をはっきりと認めました。
ここで内容・ビデオ等あります。http://espn.go.com/
今までのボンズ、クレメンス、ソーサ、マグワイアからジアンビやペティットを見るとA-Rodのこの方向性は正しい選択でしょうね。
メジャーの選手が初めてここまではっきりと、それもこれだけのスター選手が認めたのは進歩だとは思います。
でも、かなり穴が。。。
はじめに書いた様に何処の馬鹿がどんな薬かも知らずに使用するんだ?(テストの結果はこの数日前まで知らなかった、だからどの薬で引っかかったか分からないと訳のわからんことも言ってましたね。)
何処でどう手に入れたのか?どうやっていつから初めていつまでしたかを証明するんだ?(2003年にクビから背骨にかけての怪我をして、その時にベッドから起きて「オレは何をやってるんだ?」と気づいて辞めたとのことですが。)
6年間嘘をついてたのはなぜ?こちらの名のある番組で07年に完全に薬物否定してるしねえ。
テキサスに移籍した時に大型契約(10年約250億円)のプレッシャーがあり、またその当時のメジャーリーグは「みんながしてた」時代で、当時のテキサスの「カルチャー」、今とは違う「カルチャー」に影響されたと微妙な言い訳を何度もしてますね。でもその度に自分が悪い、若気とナイーブさと馬鹿さだと何度も謝りましたが。
確かに当時のテキサスはみんなしてたかもねえ。ラファエル・パルメイロ、ホアン・ゴンザレス、パッジ・ロドリゲス、ケン・カミニティと蒼々たるメンバーですから、いい言い訳ではあるかもね。
あとはこのストーリー(と非公式かつ内容の汚いA-Rodの自伝的な本)を書いてるセリーナ・ロバーツはこの3、4年ストーカーをしてて、警察の世話にもなってると言ってます。(ロバーツ本人はすぐさま、否定してます。実際は警察でなくて警備員につまみ出されただけのようです。)
ホセ・カンセコが本で彼がA-Rodに薬を手に入れるルートなどを紹介したと書いてるのに対しては、「それは事実よりは嘘に近いかな」ぽい事を言いかけたあとに100%違うと言いました。
インタビュー自体よりもA-Rodの仕草とか感情的になってるところが興味深かったですね。いつものように慎重に言葉を選んでました。
個人手的にはA-Rodには人間的弱さが目に見えてあるとこが結構好きだと言ってますが、今日ので本当に人間的になれればいいですがねえ。変に色々気にしないで。
ほぼ完全に関係を修復したのか代理人のスコット・ボラス(大事なクライアントであるマニー・ラミレスはまだどことも契約できないけどほっといていいのか?w)から相当のアドバイスをもらったようです。このインタビュー中もボラスがいたようで(元妻のシンシアも同伴したみたいですね)。

ここまでのヤンキーファンの反応は色々ですね。ヤンキースからはまだ声明無しがもうすぐみたいですね。
あとは彼の今後です。メジャーリーグのPED問題と一緒で。これからが大事なんですよねえ。薬物はいたちごっこなのは分かりますが、とにかく検査で捕まらない限りその選手は絶対にクリーンだと思える時代が来て欲しいですわ。
かなり乱雑ですがこんな感じの激白でした。 もっと読む